【男性視点】元企業戦士だったおじいさん達へ、餞を。
役員になれなかった大多数の元企業戦士も、競争社会や男性中心社会の被害者だと思う。
パワハラを正義だと信じ、セクハラを職場の潤滑油だと信じ。
家事や育児は女の仕事と信じ、家庭を省みなかった企業戦士もいよいよ定年を迎える。
60すぎたら急に、家庭や地域コミュニティに放り込まれて。キッチンは女の縄張りだし、家には居場所がなく、なすすべもなくって。
男尊女卑のままだと結局、男性自身の首を締めることになるんだと思う。
男尊女卑が通用するのは60歳定年までじゃない?
図書館行くとインテリそうな60過ぎのおじさまをたくさん見かけるのよね。ほぼ占領してるといっていいくらい。
家族に疎まれ、自由に使えるお金もなく。「どこかに出かけてよ!」と奥さんに怒鳴られているというステレオタイプな図が勝手に浮かんでしまう。
(個人の感想です)
会社経験も知識もスキルも十分なのに、家庭という場所では生かしようがないのかな…。
でも散歩してると、一軒家で洗濯物干してるおじいさんもよく見かける。
率先して家事してるのえらい😊
奥さんに家事を仕込まれたのかな?
働くということがいかにしんどいかは、トータル10年くらいしか働いたことない私でもよく知ってる。
歯をくいしばって、屈辱に耐えて、プライドを切り売りして、元気の前借りをし続けて働いてきたから…。
労働に耐えてきて。
戦後の焼け野原から、いまの清潔で安全で食料に困らない日本を築いてきた元企業戦士たちを尊敬します。
(セクハラ奴とパワハラ奴以外。そういう人に限って出世して会社に居残ってるんだけどさ…)
元企業戦士だったおじいさん達に、家事という餞を。
(家事は私も日々修行中~)